阪神ドラフト1位高山は凱旋(がいせん)ゲームで攻守に躍動した。千葉・船橋市出身。地元球場だったQVCマリンで初のシーズン戦を戦い2安打した。
まずは2回、石川の低めシンカーに食らいつき、一、二塁間へのゴロで俊足を飛ばして内野安打。4回にも内角直球を右前にはじき返した。「チャンスの時に打っていないですし、僕の中ではその方が強い。個人的には良かったとは思えない」。1点を追う6回2死一、三塁で空振り三振に倒れた場面に悔しさをにじませたが、非凡なミート力を地元ファンに披露した。
左翼守備では1点ビハインドの8回裏1死で左翼線の飛球をスライディングキャッチ。「普通のプレーだと思っています」と振り返った美技は、長打を阻むビッグプレーだった。
3月にもQVCマリンでのオープン戦で3安打と大暴れ。故郷で輝いたが「たまたまです。結果が出た感覚はないです」ときっぱり。勝利だけに喜びを見いだす。



