阪神が今季初めて甲子園で野手指名練習を行った。金本知憲監督も参加し、汗だくで若手を指導。最下位に甘んじる現状を打破すべく、鳥谷、西岡、ゴメスをキーマンに指名した。

 「『明日』の試合どうこうは主力だから。西岡とかトリ(鳥谷)とかゴメスとか、この3人。(福留)孝介はいいから。3人あっての若手で(チームとして)機能するわけだから。(若手は)そう簡単にはうまくならん。気持ちで何とかなる部分もあるけれど、元の技術がないと、いくら集中力を出しても限界がある」。

 今日からのヤクルト戦で連勝すれば5位に浮上するが、そんな話題を一蹴。「まったく、意識しない。相手がどうとか、相手が何位とかまったく関係ない。自分たちの野球をできるようにしないと」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 ─野手指名練習を行ったが予定していたのか

 金本監督 オールスター休みも近いしね。この時期には休養はないか。

 ─江越に指導した

 金本監督 一気にはよくならん。

 ─腰の回転か右足の蹴りなのか

 金本監督 全部! 腰の回転は、ズレながら回っとるから。

 ─練習でできても試合は別物だ

 金本監督 それは普段の反復練習。それを説明しとった。

 ─高山は出場機会がなくて強化指定。打撃フォームを固めることが優先なのか

 金本監督 いや、調子が上がってこないし中谷と江越が良かったから、その兼ね合いだけど。

 ─若手は経験だ

 金本監督 まず練習でステップアップしていかないと。意味のある練習をやらないと。2000ccエンジンで、決まった馬力しか生まれないでしょう。マーク2やクラウンがレースで勝てるかというと、勝てるわけがない。レース場に行けるエンジン、足回り、ブレーキ、これをいまつけている。そんなすぐにチューンアップできない。

 ─チームとしては10日の広島戦で投手がやられたか、やはり打線なのか

 金本監督 ずっと投手は良かったからね。岩貞だって経験がない。それをどうこう言うつもりもまったくないし。岩貞はいい経験をしなさい、と言うくらい。力のなさが分かったでしょうと。(実質1軍が)1年目で。