阪神メッセンジャーは2年ぶり5度目の2桁勝利に到達し、記念日に自ら花を添えた。150キロ超の直球とカーブのコンビネーションが光り、8回終了時点では完封ペース。9回1死から2安打1四球と崩れて降板し、「9カイ、スミマセンネ」と苦笑いだ。139球の熱投で8奪三振5安打2失点。今日13日に35歳の誕生日を迎えることに「もうオジサンです。年を取った」と笑ったが、衰えを感じさせない快投だった。

 前回6日ヤクルト戦は3回途中5失点でKO。今回は「球種、コース、高さをうまく投げ分けられた」と満足げだ。来日7年目で中継ぎ兼務だった10年、そして9勝だった昨季以外は2桁勝利。「すごいね。チームメートに感謝だよ」と笑った。

 この日で今季146回2/3となり、先発専任後は6年連続で規定投球回数に到達。140奪三振でリーグトップに浮上し、13、14年に続く3度目の同タイトル獲得も現実味を帯びてきた。

 ▼メッセンジャーが14年以来、来日5度目の2桁勝利を達成した。阪神ではバッキー(64~68年)に次ぎ2人目。また通算71勝とし、阪神在籍中の通算勝利数20位の若生智男にあと1とした。