キャッチャーで打つ。西武森友哉が正捕手奪取の誓いを立てた。500万円増の推定4500万円で契約を更改。来季に向け「捕手1本でいきたい。銀さん(炭谷)にライバルと思ってもらえる存在になりたい」と表情を引き締めた。
覚悟を決めての宣言だ。今季前半は右翼、指名打者での出場が主。順位の行方が見えたシーズン終盤から捕手で先発起用された。持ち味の打力で結果を出した一方で、守備のもろさが露呈。「守れないと試合に出られないですし、出ないと打つまでいかない。自分に必要なものはキャッチングや配球を含めた捕手としての技術」と自戒を込めた。
課題克服へ自主トレでの比重を変える。昨年はミットを持参しながら「捕手のことはあまり考えずやっていた」と打撃向上に専心。今オフは逆にバットよりもミットに「意識を置いてやっていく」とうなずいた。
もちろん武器も磨く。打撃の目標は打率3割、80打点に設定。体力強化を図りながら「しっかり振っていきたい」と意気込んだ。規定打席に達した3割捕手は、球団では62年西鉄時代の和田博実以来いない。辻監督も来季の捕手専念を明言する中で迎える勝負の4年目。「やるべきことは決まってるので、やらないといけない」。打てる捕手への道を突き進む。【佐竹実】



