阪神高山がフリー打撃で秋山と対戦。詰まりながらも右翼の芝生席に運んだ。打撃ケージの後ろで見つめた金本知憲監督のコメント。
「ポイントが近めで差し込まれているが、ちゃんと押し込んで、振れている。あれがすごく大事。なかなか思ったポイントで打てないから。差し込まれても、グッと腰の回転で押し込める」。
高山が3割20本塁打を目標に掲げていることに、「ぜひとも達成してほしい。浜風に勝ってほしい」。
第1クールのMVPには岩田を挙げた。「今季にかける意気込みがボールに出ている」。
その他の一問一答は以下の通り。
─新人では大山、小野が目立った
金本監督 ちゃんと体力をつけて経験を積めば、投打の両方で中心選手になってくれるというものは見せてくれた。
─藤浪の球をチェック
金本監督 俺が見た時は変化球が多かったかな。途中からまとまりだした印象がある。
─高山は内野ノックで守備も強化している
金本監督 今日はスローイングがよかったよね。体勢を崩すと、ボールがどこにいくか分からなかったが、今日に関してはバウンドが悪くても、いいボールを投げていた。中村コーチの特訓の成果でしょう。
─腰の回転は昨年の終盤からできていたか
金本監督 できつつあった。継続してくれている。片岡コーチが朝も夜も振らせているから。鬼コーチがね。僕が一番やさしいんだよ。
─ベースランニングでは、大山が鳥谷に「アウト」と言っていた
金本監督 大山はもっと派手にやってほしかったね。