日本ハム大谷翔平投手(22)が、復帰後初安打初打点を挙げた。

 1点を追う5回2死一、二塁の好機に、27日に続く代打で登場。

 ソフトバンク武田との対戦は、執拗(しつよう)な内角攻めにあいながらも、フルカウントからの8球目スライダーを、詰まりながら左前に落とした。「詰まりましたけど、いいところに落ちてくれましたし、点につながってくれたのでよかったです」。

 肉離れを負った左太もも裏は万全ではなく、すぐに代走・大野が送られたが、栗山英樹監督(56)も「結果を出してくれると思って(代打勝負に)いっているので、よかったね」。

 それでもチームは接戦に敗れ、4連敗。大谷は「取られても追いついたし、いいところはある。勝ちにつながるように、全員で頑張りたいです」と前を向いていた。