ヤクルト小川泰弘投手(27)が先発再転向後、初白星を挙げた。初回から球数が増えたが、粘りの投球で大量失点を許さない。140キロ台後半の直球を軸にカットボールなどで打ち取り、許したのは2回の1点だけ。6回を4安打1失点(自責0)と試合を作った。

 7月7日には広島戦に9回に抑えで登板し、6失点を喫してまさかの逆転負け。因縁の相手から5月20日以来の5勝目を挙げ、「ピンチも多かったけど、粘り強く投げることができた。悔しい思いをしていたので勝てて良かった。これから投げる試合は全て勝つつもりで、チームとしても一戦必勝で頑張りたい」と話した。