あるぞ、2人でタイトルゲット! 阪神桑原謙太朗投手(31)が22日、阪神勢の救援タイトル同時受賞を熱望した。前日21日広島戦でマルコス・マテオ投手(33)が今季42ホールドポイント(HP)として、他球団のライバルに並ばれる可能性が消滅。「最優秀中継ぎ投手」は1差で追う同僚桑原との一騎打ちになった。マテオか桑原か…。だが、タイトル受賞は1人とは限らない。

 この日、広島から遠征先の東京に向かった桑原は「取れたら一番いいですけど、(争う)相手がマテオですから。一緒に取れたら一番いいですね」と笑った。実際に10年ソフトバンクの摂津、ファルケンボーグが42HPを積み重ねて同時受賞。13年にも巨人マシソン、山口が42HPでタイトルを分け合った。同じチームから2人の救援タイトルが出ることは珍しいことではない。

 マテオは07年ジェフ・ウィリアムスの球団外国人記録である43HPにもあと1と迫っている。「そこに近づいているならチャンスを生かしたい」とやる気十分。残り10試合。十分に達成可能だ。フル回転でチームを支えてきた虎の救援陣。その象徴ともいえる桑原、マテオの激しいタイトル争いだが、同時受賞ならハッピーエンドだ。【桝井聡】

 ◆ホールドポイント(HP) ホールド数に救援勝利数を加えた数。ホールドは勝敗、セーブのつかない救援投手を対象に、セーブ条件を満たす状況、または同点で登板し、1死以上のアウトを取り、リード(または同点)を保った投手に与えられる。HPが最も多い投手が「最優秀中継ぎ投手」。