西武の首脳陣、スタッフが18日、立川市内のホテルに集まり、全体会議を行った。会議ではドラフト1位左腕斉藤大将投手(22=明大)同3位伊藤翔投手(18=四国IL・徳島)の春季キャンプA班(1軍)入りが決まった。

 斉藤大はこの日、新人合同自主トレで初めてブルペン入り。切れの良い真っすぐを20球投げ込み「思っていたより良かった。ベストな状態からは遠いですけど、それなりに良い球がいっていた」と笑顔。A班入りについては「少しでも監督に近いほうでやらせてもらえるということはとてもうれしいです。できるだけアピールして(開幕で)1軍に上がれるように頑張りたいです」と話した。

 自主トレ2度目のブルペンで30球を投げた伊藤は「ずっと開幕1軍を目標にしてきたので、スタート段階でA班に選んでいただけてすごくうれしいです。19歳なので、新人らしさや、身体は小さいですが、身体以上のボールを投げられるというところを、しっかりアピールしたいです」と話した。

 辻監督は「2人とも戦力になるんじゃないかという判断のもとで選びました。斉藤は先発、リリーフどこでも経験のある投手。伊藤は投げる以外にも(守備などで)ボールを扱うセンスを感じた」と評した。