ヤクルト小川泰弘投手が28日、神宮こぶし球場で行われた投手練習で、キャッチボールや、ランニングなどで汗を流した。

 前日27日、DeNA戦で今季初勝利を挙げた。昨年10月に右ひじを手術して以降、初めての白星だった。友人などから、連絡が約30件届いたという。

 この日も、ファンから「おめでとう」と祝福の言葉を送られた。小川の投球フォームをまねして練習しているという野球少年から声をかけられると、その姿に目を細めた。「軸足のためがいいね。すばらしい」とにっこり。さらに「他の人のまねをすることは、良いことだよ。走ることも大事だよ」とアドバイスも送った。