巨人が接戦の弱さを露呈し、6カード連続勝ち越しなしとなった。前日2日の延長12回サヨナラ負けに続き、逆転負けで2戦連続で1点差に泣いた。
リードしては追いつかれる展開で流れを失うミスが出た。同点の8回無死一、二塁。ゲレーロが右翼へ大きな飛球を放った際、二塁走者の岡本がハーフウエーまで飛び出して二塁ベースに戻るのが遅れ、タッチアップで三塁に進めなかった。後続の長野、代打阿部が倒れ、得点機はついえた。その直後に勝ち越された。
岡本が三塁まで到達できればフォークを武器とするオリックス山本に重圧をかけることができた。村田ヘッドコーチは「1死ならハーフウエーが基本だが無死だった。(打球が)抜けて(本塁に)かえれなくても文句は言わない。走塁ミス」と苦言を呈した。
敗戦の直接的な要因は沢村、マシソンら救援陣が失点したこと。ただ連投が続き、高橋監督も「最近登板数が増えて負担をかけている。彼らに負担をかけない試合をしていかないと」と責めなかった。もちろん、89代4番に座り2戦目の岡本にすべてを背負わすのは酷だ。指揮官は「小さいとは言わないが、ミスではある。4番だからではないけどレギュラーとして出る以上は走攻守すべてにきっちりやっていかないと」と求めた。岡本は厳しい表情で帰りのバスに乗り込んだ。
1点差で4勝9敗。最近10試合は2勝8敗で、そのうち6敗が2点差以内での競り負け。痛恨のミスを糧にタフな集団になるしかない。【広重竜太郎】



