2勝1敗で並んだ2チームが代表決定戦を行い、室蘭シャークスが逆転でJR北海道クラブを下し、5大会ぶりの本大会(11月1日開幕、京セラドーム大阪)出場を決めた。

1-1の8回2死一、二塁で、7番比嘉泰裕(33=富士大)が勝ち越しの右翼線2点適時二塁打を放ち、勝利を引き寄せた。

21日の初戦は、発足半年で初出場の北海道ガスに敗戦。そこから3連勝で出場権を獲得し、磯貝剛監督(36)は「あの敗戦でチームが引き締まった。選手がよく粘りを見せてくれた」と男泣きした。

7回裏の守備から出場し、今大会初打席で決勝打を放った11年目のベテラン比嘉は「後ろにつなぐことだけを考えて打席に立った。みんな苦しんでいるときに、チームに貢献できて良かった」と喜んだ。