セ・パ両リーグのレギュラーシーズン日程が13日、終了した。個人タイトルも確定し、巨人菅野智之投手(29)が勝利数、防御率、奪三振の3冠、中日ダヤン・ビシエド内野手(29)が打率、安打数、ソフトバンク柳田悠岐外野手(30)が打率、出塁率、広島大瀬良大地投手(27)が勝利数、勝率のそれぞれ2冠に輝いた。
セ・リーグ
◆打率3割4分8厘 中日ビシエド 初 いい成績を残せたことはうれしい。けがをしなかったことが一番。波が少なかったことが、いい結果につながった。(入団3年目で)日本の野球にも慣れてきた。
- 中日ビシエド
◆本塁打41 DeNAソト 初 まさか自分がそんなに打てるとは思わなかった。筒香や丸ら長く活躍している選手と争えてうれしい。満足せず、来年も本塁打王を狙えるように頑張りたい。
- DeNAソト
◆打点131 ヤクルト・バレンティン 初 前の打者が塁に出ることで打点を挙げられる。チームメートに感謝したい。
- ヤクルト・バレンティン
◆出塁率4割6分8厘 広島丸佳浩 初 年間を通して自分なりにいろいろ考え、しっかり準備し、いいスイングをしようと思って打席に入っていた。
- 広島丸佳浩
◆安打178 中日ビシエド 初
- 中日ビシエド
◆盗塁33 ヤクルト山田哲人 2年ぶり3度目 今年はここぞという場面で走ることができた。勝利にも貢献できたと思うのでうれしい。
- ヤクルト山田哲人
◆防御率2・14 巨人菅野智之 3年連続4度目 胸を張れる成績だが、満足かというと、もっと上を目指せる自信がある。さらに高い目標を設定して頑張りたい。
- 巨人菅野智之
◆最多勝15勝 巨人菅野智之 2年連続2度目、広島大瀬良大地 初
- 巨人菅野智之
- 広島大瀬良大地
◆最高勝率6割8分2厘 広島大瀬良大地 初 まさかこんなにできるとは想像していなかった。1年間頑張れたのは誇りに思っていいのかなと思う。
- 広島大瀬良大地
◆奪三振200 巨人菅野智之 2年ぶり2度目
- 巨人菅野智之
◆セーブ37 DeNA山崎康晃 初 セーブが付くのはうれしいが、Aクラスを目指していたので悔しい形で終わった。自分自身は夏の低迷を感じた。もっと力を付けないと。
- DeNA山崎康晃
◆ホールドポイント42 ヤクルト近藤一樹 初 ここまで投げられるとは思っていなかったし、(自分の名前を)コールしてもらえて感謝している。
- ヤクルト近藤一樹
パ・リーグ
◆打率3割5分2厘 ソフトバンク柳田悠岐 3年ぶり2度目 オフからやってきたことが結果につながった。何でもいいので(タイトルを)1つ取るのを目標にやっている。いい数字を残せたなと思う。
- ソフトバンク柳田悠岐
◆本塁打47 西武山川穂高 初 真っ先に、本塁打王を取りたいと考えていた。600打席以上立って、一度も手を抜かなかった。
- 西武山川穂高
◆打点127 西武浅村栄斗 5年ぶり2度目 ずっとチームのためにやってきた。勝つためにやってきた。その積み重ね。
- 西武浅村栄斗
◆出塁率4割3分1厘 ソフトバンク柳田悠岐 4年連続4度目
- ソフトバンク柳田悠岐
◆安打195 西武秋山翔吾 2年連続3度目 シーズンの中盤は情けないバッティングをした。個人的に、試合に出続けたことは負けないと思っている。
- 西武秋山翔吾
◆盗塁44 日本ハム西川遥輝 2年連続3度目 一つ一つの積み重ねがこの結果につながった。盗塁企図数をもっと増やしていければ、盗塁数も増える。また新たな目標を設定して、頑張っていきたい。
- 日本ハム西川遥輝
◆防御率2・72 楽天岸孝之 初 いつかは取りたいと思っていたタイトルなので、率直にうれしい。先発としてしっかり試合をつくろうと、嶋のミットをめがけて投げてきた結果だと思う。来年も続けて取れるように頑張る。
- 楽天岸孝之
◆最多勝16勝 西武多和田真三郎 初 充実したシーズンだった。支えてくれた方や、打ってくれた野手に感謝したい。
- 西武多和田真三郎
◆最高勝率8割6分7厘 ロッテ・ボルシンガー投手 初 日本に来る時にタイトルを取ることを目標にしていたので、とてもうれしい。バックアップしてくれた方と家族のおかげ。
- ロッテ・ボルシンガー
◆奪三振186 楽天則本昂大 5年連続5度目 5年連続で最多奪三振を取れたのは光栄だし、うれしい。ただ、チームの勝利につなげられなかったのは悔しいし、課題だと思う。来年は勝ちにつながる奪三振を重ねて、結果的に6年連続で取れたらいい。
- 楽天則本昂大
◆セーブ37 ソフトバンク森唯斗 初 素直にうれしい。ここまでできると思っていなかった。僕の転機になるかもしれない。(抑え投手の役割は)いい経験になった。
- ソフトバンク森唯斗
◆ホールドポイント41 日本ハム宮西尚生 2年ぶり2度目 リーグ優勝できなかった悔しさは残る。タイトルを獲得できたことは個人的にうれしい。今季は調整法を変えて臨んだ。いいコンディションを保てて、結果に表れて良かった。
- 日本ハム宮西尚生