日本ハム吉田輝星投手(18=金足農)の対外試合デビューの舞台が“1軍”になる。球団が、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷のマウンドを、札幌ドームと同じ硬い赤土へ変更するプランを検討していることが2月28日、分かった。まずはあさって3日の同巨人戦でテストする方針。近い将来、1軍で活躍が期待される吉田にとっては、より「本番」に近い実戦を経験することができそうだ。

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千葉・鎌ケ谷にいながら、札幌の雰囲気を感じることができる。これまでは内野部分がすべて黒土だった同球場だが、マウンド部分を札幌ドームと同じ、硬い赤土に変更するプランが浮上。この日は雨でシートに覆われていたが、すでに入れ替えを完了した。体が成長過程にある若手にとっては、足腰への負担が大きいため、まずはあさって3日の教育リーグ巨人戦で試し、今後の方向性を検討していくという。

既に室内練習場のブルペンの一部は、赤土を使用している。「メジャー仕様」として、ドジャースタジアムなどと同じカリフォルニア産の土を国内で初めて導入した。札幌ドームのマウンドも同様に硬いことで有名で、2軍の選手たちが、違和感なく本拠地のマウンドに上がれるメリットがある。

注目ルーキー・吉田輝にとっても、実りの多いデビュー戦となりそうだ。12日の同リーグ楽天戦(同)で対外試合初登板する予定。同戦まで赤土マウンドを採用すれば、近い将来に1軍の主力となるであろう右腕にとって、格好の第1歩となる。

この日はブルペンで捕手を座らせ31球を投げ、右前腕の軽い張りからの復活をアピールした。「肘の状態が気にならないくらい良かった。しっかりケアしながらやっていければ」と、“1軍仕様”となるかもしれない実戦登板を見据えた。

明日2日は金足農の卒業式に出席する。プロ初のキャンプでは、環境に慣れたことが1番の収穫になった。「(高校時代は)すごい昔って感じ。1回仲間とリフレッシュしてきたい。高校のメンバーは泣くような雰囲気じゃない」と笑顔での旅立ちを楽しみにした。