ロッテが22日、売り子ペナントレースの開幕4カードを終えての途中結果を発表した。

売り子アイドルグループとして活動し、17年で解散したマリーンズカンパイガールズの元リーダー今井さやかさんが2406杯で1位に立った。それを追う2位近藤晃弘さんは、2338杯(実際は1169杯もソフトドリンクのため200%計算)と僅差に迫っている。売り子歴24年目のベテラン近藤さんは「プロ野球が開幕し、たくさんのお客様に『今シーズンもよろしくお願いします』という言葉をかけていただき、長く売り子を続けて良かったと改めて実感しています。ペナントレースが始まってもうすぐ1カ月ですが、順位に関係なくたくさんのお客様に楽しんで貰えるようにもっともっと頑張ります。コーラーとウーロン茶、ホットドッグはいかがっすか? 」と呼びかけた。

昨年の売り子ペナントレースは、立ち売り販売のドリンクメニュー(ソフトドリンクも含む)を販売する売り子経験5年以内が参加条件だったが、ハンディをつける形で年数にかかわらず参加できるようになった。また男性も参加可となり、参加者110人(昨年88人)で行われている。

1位 今井さやかさん2406杯(ビール・12年目のためハンディはナシ)

2位 近藤晃弘さん1169杯(ソフトドリンク・24年目も、ソフトドリンクのため200%計算で2338杯としてカウント)

3位 みくさん1591杯(ビール・3年目のため130%計算で2068杯としてカウント)

4位 あやかさん1468杯(ビール・2年目のため140%計算で2055杯としてカウント)

5位 にちかさん1162杯(ビール・2年目のため140%計算で1627杯としてカウント)。

【ルール】

<1>参加者の勤続年数によって、日々の売上杯数にボーナスを加えた数量を確定杯数とする。1年目:1日の売上杯数の150%、2年目:1日の売上杯数の140%、3年目:1日の売上杯数の130%、4年目:1日の売上杯数の120%、5年目以上:ボーナス無し。ソフトドリンク・日本酒は勤続年数にかかわらず200%設定とする。

<2>月ごと(3月は4月度と合わせて集計する)に売上杯数1位の売り子を決定し、9月に実施する決勝ラウンドへの進出権を獲得。9月(10月に試合があれば加える)は各月の勝者で杯数を競い、9月にハンディを含み、トップの売り子が優勝となる。販売杯数ナンバーワンには多大なる栄誉と優勝賞品として「ハワイアン航空成田-ホノルル往復ペア航空券」がプレゼントされる。なお、今回の企画は東京ドーム開催は除く。