阪神藤原崇起オーナー(67=電鉄本社会長)が22日、大阪市内の電鉄本社で取材に応じ、単独最下位に低迷するナインにエールを送った。

「選手1人1人は自分のやってきたことを信じてやってくれたら、そこで道は開けていくんじゃないか。打開策はそれだと私は思います」。21日も巨人戦が行われた甲子園を訪れ、揚塩球団社長に同様の内容を選手へのメッセージとして託したという。

苦戦する現状には「応援してくださる方には本当にご心配おかけしています」と話した。投打とも故障、不調の選手が相次ぐが、現有の陣容で戦っていく。戦力補強について問われても「十分ですよ。すごいメンバーですよ」と信頼を寄せた。