議論は深まるか-。日本高野連による第1回「投手の障害予防に関する有識者会議」が26日、都内の明治記念館で行われた。

出席した委員は12人。女子ソフトボール元日本代表監督の宇津木妙子氏、早大・小宮山悟監督、筑波大・川村卓監督、土屋好史日本中体連・軟式野球競技部専門委員長ら、他競技、他カテゴリーの元選手・指導者だけでなく、弁護士、大学教授、スポーツ医ら広い分野から専門家が集った。

会議発足の契機は、昨年12月に新潟県高野連が19年の春季県大会で球数制限を導入すると表明したことだ。大きな議論を呼んだが、最終的には全国一律のルールを求める日本高野連の再考要請を受け入れ、導入は見送られた。この日は各委員が持論を展開した。

有識者会議に出席した早大・小宮山監督(右)と筑波大・川村監督
有識者会議に出席した早大・小宮山監督(右)と筑波大・川村監督

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