マッチが史上最年長の熱男! 日本野球機構(NPB)は「日本生命セ・パ交流戦」の最優秀選手賞(MVP)を26日、発表し、交流戦優勝に貢献したソフトバンク松田宣浩内野手が史上最年長の36歳で初選出された。

打率3割4分8厘(6位)7本塁打(2位タイ)14打点(3位タイ)の成績を挙げた。賞金は200万円。選考理由は以下の通り。

「全18試合に三塁手として先発出場。18試合中15試合で安打を放ち(先制打1本、同点打2本、勝ち越し打1本、逆転打1本を含む)、本塁打も全体2位タイの7本と力強い打撃でチームの勝利に貢献した。特に優勝争いが熱を帯びた6月18日からの対ヤクルト、巨人との6連戦では、6試合連続安打、3本塁打、8打点と勝負強さを発揮し、チームを日本生命交流戦8度目となる優勝に導いた」

また特に活躍が目立った選手を表彰する日本生命賞はロッテ鈴木大地内野手(29)と中日柳裕也投手(25)が選ばれた。賞金は100万円。鈴木は打率3割6分8厘(2位タイ)6本塁打(5位タイ)17打点(2位)で28安打は1位タイで54塁打、長打率7割1分1厘は1位だった。選考理由は以下の通り。

「期間中、全18試合に出場。内外野複数のポジションをこなしながら、勝負強い打撃(全体2位の17打点、サヨナラ打1回)を発揮し、攻守でチームの勝利に貢献した。特に6月16日の中日戦では、9回裏に本塁打とサヨナラ打を放ち、5点差をひっくり返す大逆転劇の立役者となった」

柳は3戦3勝(勝利数1位タイ)1完投、防御率1・17(1位)23投球回(1位タイ)24奪三振(5位タイ)。選考理由は以下の通り。

「期間中、3試合に先発登板。6月14日のロッテ戦での完投勝利(9回1失点)をはじめ、すべての試合で勝利投手となった。防御率は1位、投球回も1位タイと、先発投手として抜群の安定感を発揮した」