日本野球機構(NPB)が26日、フレッシュオールスター2019(7月11日、楽天生命パーク)の出場選手を発表し、広島の新人小園海斗内野手(19)がウエスタン選抜に選ばれた。

小園は広島の高卒新人では00年苫米地以来となる開幕1軍メンバー入りすると、再昇格した6月20日ロッテ戦では「1番遊撃」でプロ初出場初スタメンを果たした。同日プロ初打席でプロ初安打を放ち、22日オリックス戦ではプロ初の1試合複数安打と、大器の片りんを見せる。

現在1軍に同行する小園は「うれしいです。いろんな選手がいるので、自分に足りないところ、いいものを見て学ぶことができると思う。MVPを取りたい。全打席でヒットを打てるように、持てる力を発揮したいです。(対戦したい投手は)吉田輝星。対戦したことはありませんが、真っすぐに力がある。日本代表のとき、キャッチボールをして真っすぐが強いと思いました」と、U18日本代表でともに戦った日本ハム吉田との対戦を熱望した。

広島からはほかに島内颯太郎投手(22)、林晃汰内野手(18)、正随優弥外野手(23)が選ばれた。