ソフトバンク森唯斗投手(27)が順調にいけば球宴明けに1軍復帰できる見通しとなった。26日、福岡・筑後のファーム施設でキャッチボールなどを行い「(復帰への)イメージは湧いていますね。今はできることをしっかりやっていきたい」と前向きに話した。

16日に出場選手登録を抹消された森は、17日に検査を受け、右広背筋・大円筋の部分損傷と診断された。離脱の長期化も予想されたが、25日に経過検診を受け「良くはなっていた」。同日からキャッチボールも再開し「痛みはないですね」と話した。

森の思い描くプランはこうだ。「今週1週間キャッチボールを続けて、良ければ来週、遠投、ブルペン。ぼくの勝手なイメージですけどね」。2週間後に再度、検診予定で、そこでのGOサインを待つつもりだ。「診断に100%こだわるのか、というところ。自分の感覚を一番、大事にしたい」と話し、自分のペースで調整していく考えだ。

報告を受けた工藤監督は「本人も診断を受けて、安心しているでしょう。ぼくらもホッとしている」と話した。頼れる守護神に復活のめどが立つなど、故障者が夏場に続々と復帰しそうな気配で、そうなればV奪回へ最高の追い風となる。