東日本国際大・片岡 大学で培った自信胸に指名待つ

南東北大学リーグの東日本国際大・片岡奨人外野手(4年=札幌日大)が、大学で培った自信を胸に指名を待つ。強肩巧打に50メートル6秒0の俊足を兼備。複数スカウトが視察に訪れた2月の創価大とのオープン戦で、ドラフト候補右腕の杉山晃基(4年=盛岡大付)から右越え本塁打を放った。153キロの直球をとらえ「この一戦で、(プロで)できるかもという気持ちになった」と振り返った。

札幌日大では2年秋の全道大会4強が最高成績で、指導した森本卓朗監督(38)は「高校のときから華があり、投げてよし打ってよし走ってよし。すべて際立っていた」と言う。大学では3年秋から主将を務め、同大初の明治神宮大会出場。3、4年時に出場した全日本大学選手権では通算14打数6安打2打点、4割2分9厘と高打率を残した。

最終学年となった今年のリーグ戦も春が打率4割2分4厘、12打点で初のリーグMVP、秋は打率3割2分3厘で3度目のベストナインを受賞した。運命の日を前に「走攻守のトータルで見てもらいたい。守備も外野3ポジション守れます」とアピールした。台風19号の影響で現在、福島・いわき市内の選手寮は断水中。他の寮生は実家に引き揚げたが、ドラフトを待つ片岡1人が残り生活している。厳しい生活を強いられている街の人たちにも明るい話題を届ける。