左足首手術から復帰を目指す阪神糸井嘉男外野手(38)が10日、「故郷」の京都・宮津市内で野球教室に参加して健在ぶりを示した。 10月上旬にメスを入れ、リハビリ中。8月9日広島戦での負傷後初めて公の場でゆっくりジョギングし、ロングティー打撃の実演指導もみせた。

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「鉄人クラス」の若き血も糸井の復活を後押しする。今季から契約するファイテン社の担当者は、4月の血液検査の結果について「血管年齢が26歳と若い。骨の活性化の指数も、異常に高かった。メンテナンスにもともと気を使っています」と説明。現役時の金本前監督も40歳当時で28歳くらいの血管年齢だったという。ケアへの意識は高く「治りも早くなるんじゃないですか」と太鼓判を押した。野球教室では子どもたちに同社のネックレスが配られた。