ロッテのドラフト2位・佐藤都志也捕手(東洋大)が27日、22歳の誕生日を迎えた。

もちろん、野球に集中した。沖縄・石垣島での自主トレ初日、今季エース格が期待される右腕・種市篤暉投手(21)とともにブルペンに入った。球威をしっかり確かめるように約20球、ミットに収めた。

1歳年下の種市から、投球時のテークバックの大きさ確認をお願いされた。「けっこう出てますか?」「いや、そんな出てないよ」。快速球を受けながら、冷静に観察し、的確に伝えていった。

佐藤はブルペンから出てくると「ローテーションに入るような投手なので、自分でいいのかなと思いました」とひと言。「年下ですが、研究熱心だなと思いました」と種市の姿勢に刺激を受けていた。

誕生日プレゼント代わり? の経験を得た佐藤は「誕生日ですか? まだ、誰からも何も言われていないんです」と苦笑い。その後、練習を終えた新人仲間や関係者たちからお祝いの言葉を掛けられていた。2月1日からのキャンプでは1軍スタートが決まっている。【金子真仁】