西武松坂大輔投手が新旧侍対決で最後を締めくくる。宮崎・南郷で18日、約30分間のキャッチボールと80メートルの遠投後、13球のブルペン投球を行った。

「もともと遠投はやるつもりで、最後は傾斜を使って投げ終わりたかった。キャッチボールの延長線上みたいなもの。やるなら明日BP(打撃投手)やって終わりですねえ」と8度目のブルペンを終え、最終日の19日にフリー打撃で源田、外崎を相手に登板する方向で調整に入った。

侍対決を終えたキャンプ後、移動予定の高知・春野では若き侍が待っている。練習試合ロッテ戦の22日に、令和の怪物・佐々木朗から練習視察を希望されると「僕はもういいですよ。長くやっている(ロッテ投手コーチの)吉井さんがいるじゃないですか」と遠慮しつつも、160キロの直球には「そりゃあ見てみたいですよ」と強く興味を示した。怪物から怪物へ、逆視察で熱視線を送ることをほのめかした。