日本ハムの1軍名護キャンプに合流した吉田輝星投手が、初対面の巨人原監督から激励を受けた。

練習を終えてロッカーへ引き揚げる際に栗山監督と談笑中の敵将を発見。帽子を取ってあいさつして握手をすると、そのまま近くに引き寄せられた。栗山監督によると「輝星君、君は夏のああいう感じでね。若い人たちがプロ野球で頑張るのは大事だから頑張れよ」と声をかけられたという。

吉田輝も「まさか話しかけられるとは思わなかった」と驚きつつも「自分のことを知ってくれていて、うれしかった」と笑顔。栗山監督も「オレじゃなくて、他のチームの監督さんが頑張れよと言ってくれるのは、自信になると思う」と目を細めた。吉田輝は24日のDeNAとのオープン戦では、9回の1イニングに登板予定。1軍戦力としてアピールする前に、思わぬ形で最高の発奮材料を得た。