中日は15日、渡米中のエンニー・ロメロ投手(29)が10日に左肩関節のクリーニング手術を受けたことを発表した。今後は母国ドミニカ共和国の施設でリハビリを開始する。投球動作再開には8~12週間を要する模様。戦列復帰は早くても8月以降になりそうだ。

同投手は、先発した2月29日の広島とのオープン戦(ナゴヤドーム)の4回途中に左肩の違和感を訴え、「左肩棘下筋(きょくかきん)付着部の炎症」と診断。18年パイレーツ時代に痛めた同じ箇所で、米国での手術に踏み切った。昨季21試合に先発し、8勝10敗。今季も先発ローテーション入りが期待されていた。