5年目の阪神板山祐太郎外野手(25)が豪快なソロを放った。1回1死。前打者のドラフト4位遠藤が“プロ1号”となるソロをバックスクリーンへ放った直後、2ボールからソフトバンク板東の140キロ直球を右翼ネット中段へ突き刺した。

「1球で仕留められてよかった。ずっといい感じで振れている」。21日の中日2軍との練習試合でも又吉から右翼へソロを放っている。この日は一塁と左翼を守った。「開幕が延びて、アピールする時間が増えているので、何とか(1軍に)食い込んでいきたい」。昨年はプロ4年目で初めて1軍での出番がなかった。開幕まで1カ月、必死のアピールは続く。