かつての虎戦士たちが海の向こう側から日本にエールを送っている。阪神で10~15年まで6年間プレーし、カブスで競技運営部門補佐を務めているマット・マートン氏(38)は自身のツイッターで新型コロナウイルスに感染した選手3人に向けて「藤浪さん、伊藤(隼)さん、長坂さん、頑張って!」と投稿。日本への思いを込めた動画も添えた。

動画内では「この恐ろしい状況の中、予測できない未来に対する恐れや不安という我々の心の中にある感情をコントロールする方法」を紹介。「規律を守って集中を保つこと。日々の目標を定め、達成するために努力しましょう。テレビニュースやネット上にある情報によって感情のコントロールを失うことなく、何が真実なのかを見極める知恵を絞ってください」などと訴えかけた。

03~09年まで7年間ブルペンを支えた阪神ジェフ・ウィリアムス駐米スカウト(47)は日本プロ野球外国人OB選手会(JRFPA)のツイッターを通じて米国・アリゾナから思いを投稿。「幸い、私と家族は元気です」とした上で「私たちも外との行き来を絶って、家族で大切な時間を過ごしています。皆さんの健康を祈っています。皆さんと同じように、物事が通常に戻るように願っています。阪神タイガースが試合に勝つことなどのように、大切なことが再開されることを祈っています」と言葉を並べた。