中日京田陽太内野手(25)がサッカーシューズで開幕に備える。

8日、ナゴヤ球場で再開した自主練習に参加した選手会長は、トレーニング用としてサッカーシューズを使用。足の負担軽減をテストするためで将来的にはゲーム用にも改良したいプランがある。新型コロナウイルス問題で開幕が見えない中、生じた時間を最大限に利用する。

メーカーに依頼して届いたサッカー用シューズの履き心地を問われると「動きやすいですね。サッカーの方が(試合では)長時間動いたりする。そのために作られたシューズなので」と好感触を口にした。今後もテストを続け、野球用への改良が可能かどうか模索するという。

再開した自主練習については「こういう環境をつくってくれた球団の方に感謝したい」と野球ができる喜びを明かした。同時に中日の選手会長として日本プロ野球選手会で決定した新型コロナウイルス問題に関する寄付活動について「少しでも社会貢献しないと」とウイルスとの戦いにも力を注いでいく意向を示した。