ヤクルト嶋基宏捕手(35)が8日、母校の中京大中京に記念Tシャツを贈ったことを自身の公式インスタグラムで明かした。

母校は今春のセンバツ出場が決定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大にともない、史上初の中止になった。嶋は「甲子園を楽しみに厳しい冬を乗り越えてきた選手 それをサポートしてきたマネジャー そして選手の親御さん 学校関係者の皆様 たくさんの方が楽しみにしていたと思います。その思いに少しでも力になればと、先日記念Tシャツを贈らせて頂きました!」とコメントした。

Tシャツは、前に「CHUKYO」と校名が入ったデザイン。選手たちが、うれしそうな笑顔でおさまった写真とともにメッセージをアップした。「Tシャツを着て、もっともっとレベルアップして夏に愛知県大会を勝ち上がり、甲子園に出場できるように僕も楽しみにしています!頑張れ、中京大中京!頑張れ、高校球児!」とエールを送った。

嶋は、3月21日の練習試合阪神戦(神宮)で右手親指付近に死球を受け骨折。後輩たちへの思いも胸に、リハビリに励んでいる。