西武松坂大輔投手が77日ぶりに登板した。

中日との練習試合で、6回のマウンドに登板。実戦登板は3月22日の日本ハムとの練習試合以来。右膝にコンディション目的の注射を受けてから初めてとなった。投球内容は以下の通り。

▼高松

ストレート四球

▼アルモンテ

カウント0-1から125キロのスプリットチェンジで右飛

▼井領

カウント1-2からカットボールで右飛

▼堂上

カウント1-2からカットボールで二直

15球で1回無安打1四球無失点に抑え交代した。

以下、試合後のコメント。

「今日は試合勘を取り戻す、バッターと対戦することで感覚を思い出す作業がメインでした。やりたいことが全部できたわけではないですが、これから投球回を増やしていく中でいろいろな感覚を取り戻していきたいです。今日は打者に投げること自体、3月のオープン戦以来でしたけど、先頭にフォアボールを出してしまったことが反省点ですね。

その後のバッターに投げたように、少しずつ打者のタイミングや芯を外すようなピッチングをして行きたいと思います。

降板後にブルペンに行ったのは、ゲームの中ではフォーシームを投げていなかったので、フォーシーム中心に投げたいと思ったからです。特に球数は気にしていませんが、30球にいかないくらい投げました。自主練習期間中はキャッチボールをしたり、毎日ボールは投げていました。

開幕日が決まったことはうれしいですが、甲子園の中止が決まった直後の決定だったので、複雑な思いもあります」