プロ4年目の快速左腕・ソフトバンク古谷優人投手が、地元の北海道で堂々の1軍デビューを果たした。8回から登板し、この日最速154キロの直球を武器に2連続三振を含め3人で仕留めた。

昨年の3軍戦で160キロをマークした左腕は「心臓バクバクでしたが、自信をもって腕を振った。ホッとしてます」と声を弾ませた。西川に対し「2軍で変化球の精度を課題にしていた」というスライダーで空振り三振に打ち取った。江陵時代に快速球で全国区になった左腕は「2軍でもワクワクすることを考えてやっていた。札幌で投げられて良かったし、高校の時より成長した姿を見せられたと思う」と実感。忘れられない1日となった。