新庄剛志氏が愛犬残し「日本上陸!」現在は施設待機

阪神、日本ハム、メジャーでプレーし、14年ぶりの日本球界復帰を目指す新庄剛志氏(48)が、移住先のインドネシア・バリ島を一時、引き払って帰国したことが11日、分かった。前日10日、空路日本に到着。自身のインスタグラムに「日本上陸!」と投稿した。

新型コロナウイルス感染の確定診断となる抗原検査を受け、「陰性」の判定を受けたという。海外からの入国制限の対象者として、そのまま2週間、宿泊施設に待機する。新庄氏は某所屋上の写真とともに「ここで2週間トレーニングしながら待機!」と記した。

06年日本ハムをリーグ優勝、日本一に導いた。突然引退を表明し、翌07年バリ島にわたった。昨年11月に「みなさん、夢はあるかい!?」と呼び掛けて現役復帰を宣言。現地では1日も欠かさずトレーニングを続けてきた。ただ打撃練習など実戦メニューをこなす施設などがなく、帰国のタイミングを計っていたが、コロナ禍で渡航できなかった。

これまでも日刊スポーツのインタビューに「ただのアホやろと言われるの慣れてます。1%の可能性があればチャレンジする価値がある」と前代未聞の挑戦に強い覚悟を示していた。

愛犬ラナちゃん、おとぼけティクくんは検疫の関係で居残りを強いられ、単身での帰国。幾多のドラマを演じた男が、夢の実現に動き始める。【寺尾博和】

○…6月中旬に発売の新庄氏の著書『もう一度、プロ野球選手になる。』(ポプラ社)も売れ行き好調だ。すでに初版1万2000部から重版がかかった。日本球界復帰の真相から、野村監督との出会い、イチロー氏の存在、内外野手の指導論などに触れている。ポプラ社も「コロナ禍の中、プロ野球界にも読者の人生にも希望を与えるポジティブな内容が好評で、よく売れています。読者からの感想も他の本に比べ多いです」と手応えを感じている。