巨人は2年目の戸郷翔征投手が6回途中無失点で5勝目を挙げ、3連勝で貯金を12とした。

原辰徳監督(62)は戸郷について「ボールも走ってましたし。多少、こう抜けたというところもね、逆に相手バッターにとっては嫌だったのかなと思いますね」と分析。6回は2死一、三塁の場面で、打席に2打数2安打の高橋周を迎えると、無失点ながら交代を告げた。「相性的にね、どういうボールでもヒットになっていたので。あそこは相手を止めたかったですね」と説明した。

打線ではウィーラーが3回に5号2ランを放つなど3打点。指揮官は「3番になってから、ちょっとストレスもあったでしょうし。結果も出てなかったので。そういう点では非常にチームにとっても彼にとっても大きい一打だったと思いますね」と評価。プロ通算200号の5号3ランを放った中島については「元気で今日もいいところで出ている。6番バッターがああいうバッティングをしてくれると、チームとしては非常にいい流れになりますね」と頼もしく感じている。