阪神秋山拓巳投手が5回4安打無失点の好投を見せたが、勝敗つかず、自身5連勝はお預けとなった。

初回1死一塁から、二塁手熊谷の失策でいきなりのピンチ。「初回に熊谷がエラーをしてしまいましたが、ああいうところを抑えて助け合うことが大切だと思いますし、それが野球だと思う」。鈴木誠に中前打を浴び1死満塁とされるも、続く松山、堂林を打ち取り無失点。熱のこもった投球でチームメートを救った。

ワインドアップに、セットポジションからの投球もはさんで打者を翻弄(ほんろう)。3回からはカーブも織り交ぜ、的を絞らせなかった。つまった打球が二塁へ飛ぶたびに、熊谷も軽々とした身のこなしで処理し秋山をもり立てた。

5回82球と余力を残しての降板に、矢野監督も「5回で俺が代えちゃったけど。アキには一番申し訳ないなと。アキ自身はしっかりやってくれた」と話した。今季初登板となった6月25日ヤクルト戦(神宮)以来となる無失点投球。「攻めるという気持ちは常に持って投げることができました」と、次回につながる快投だった。