ヤクルト高津臣吾監督は、この日に出場選手登録した浜田太貴外野手(20)を「7番中堅」でスタメン起用した。

ベンチ前で円陣を組んで臨んだ6回、1死から青木が14号ソロを放ち、反撃ムードが高まった。2死となり、浜田はカウント1-2と追い込まれてからDeNAの2番手平田の外角低めスライダーに合わせて中前打を放った。得点にはつながらなかったが、昇格即スタメンで安打をマークした。

4番村上の後を打つ5番以降が固定できておらず、下位打線は日替わりで試している状態。高津監督は「ずっと5番以降、下位打線のところがすごい重要で、そこでチャンスを作れるか、上位で作った得点圏のランナーをかえすか、というところが今のチームにとっては大きな問題になっている」と現状を分析。その上で、パンチ力のある打撃が持ち味の高卒2年目浜田について「もちろん(走者を)かえせないこともあるかもしれないけど、しっかり経験して、しっかりバットを振って。今はしっかりバットが振れているからいいんじゃないですか」と期待を込めていた。