ロッテは16日、フランク・ハーマン投手(36)が都内の病院で診察を受け「右手第2指伸筋腱(けん)損傷」と診断されたことを発表した。同日、出場選手登録を抹消された。2週間患部を固定し、投球を再開する予定。

今季からロッテでプレーするハーマンは、ここまで32試合に登板。150キロ前後の直球とカットボール、ナックルカーブを武器に3勝2敗21ホールド、1セーブをマーク。防御率2・27と安定し、主に守護神益田へつなぐ8回のマウンドを任されている。

15日の西武戦(メットライフドーム)は8回途中に登板。西武スパンジェンバーグに逆転2ランを浴び、敗戦投手となっていた。球団によると、試合後に患部に違和感を訴えていたという。

井口監督は「8回を任せていた投手なので、何週間か投げられないのはチームにとってはかなり痛いです」としながら「1日でも早く戻ってこられるようにしてもらいたいと思います」と願っていた。