6月27日のDeNA戦以来、約3カ月ぶりに先発マスクをかぶった阪神原口文仁捕手が攻守で奮闘した。

1回1死満塁のピンチでは、内角球で宮崎を三塁併殺打に封じるなど、リードで岩田ら投手陣を盛り立てた。攻撃では1点を勝ち越した8回なお無死二塁。二ゴロの進塁打で代走植田を三塁に到達させ、2点差に広げる木浪の犠飛を呼んだ。

矢野監督は「(進塁打はベンチとの)信頼関係。フミなら向こうに打ってくれると」と笑顔で話した。正捕手の梅野が右腹斜筋挫傷で離脱する中、より期待は高まる。