DeNAは25日、横浜市内でスカウト会議を開き、26日のドラフト会議に向けた最終確認を行った。1位は例年通り公表せず、当日に会場で決定する。

吉田孝司顧問兼球団代表補佐(74)が、オンライン取材に対応。1位指名については「はっきりしたことは決まっていませんが、候補は何人か。例年そうだけど、明日、会場で決めようということになりました」と説明した。

候補リストは100人前後で、BC埼玉の田沢も「入っていますよ」とした。昨年は高卒野手3人を指名したが、今年の方向性については「ある程度、即戦力が欲しい。ウエーバーの動きを見ながら、いい選手は高校生でもとりたい。バランス良くとれれば」と話した。

吉田顧問にとっては、今回が最後のドラフト会議となり、初のくじ引きも務める。「大役を引き受けることになりました。競合? ない方を願います」と笑顔。「毎年、ドラフトが近づくと、楽しみ半分、苦しさ半分。今年は集大成のドラフトになればいいなと考えています」と話した。