日本ハム浦野博司投手(31)が、涙の現役ラスト登板で7年間のプロ野球人生を全うした。オリックス22回戦(札幌ドーム)の7回2死、通算101試合目の最後のマウンドへ。投球前から目頭を熱くしながら、最後はフォークで空振り三振を奪った。チームも投打ががっちりかみ合う快勝で、誰からも愛された右腕のラストゲームを飾った。

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▽日本ハム栗山監督(引退登板の浦野に)「もう少し彼の力を引き出せなかった責任を感じている。彼の持っている素晴らしい人間性は、必ずここからさらに大きく人生が成長していくと思う。そこに関しては心配していない」