ヒーロー級の活躍を目指す。巨人育成11位の創価大・保科広一外野手(22)が31日、東京・八王子の同大学グラウンドで、榑松スカウト部次長、野間口スカウトから指名あいさつを受けた。

187センチ、92キロから繰り出されるパワーと、50メートル5秒9の俊足が持ち味で「自分の武器であるのは、恵まれた体とポテンシャル、身体能力、ダイナミックなプレーだと思う。自分の体を最大限に生かすと、守備であったり、バッティングであったり、全てにつながってくる思うので、3拍子そろったビッグなプレーヤーになりたい気持ちはあります」と胸を張った。

趣味は映画を見ることで、特にヒーロー系の洋画好き。「自分、ハルクが好きで。怪力になりたいなって。あとはアイアンマン。あれ重なったら最強です」と目を輝かせた。趣味は筋トレで力には自信があり「りんごはつぶしたことないですけど、やってみたい」と言い、笑わせた。

小学3年時にジュニアホークスボーイズ(現大阪南海ボーイズ)で野球を始めた時には、同チームの中学部に巨人石川が在籍した。練習後よくドッジボールや鬼ごっこで遊んでもらったと言い「エースで4番。エースで打てて。小学3年の僕からしたらお兄ちゃんという感じ。仲良くしてれて、かっこいいお兄ちゃんでした」。また元木ヘッドコーチも同チームのOBで「トーク力がすごい。勉強させてもらうところもあります。野球ももちろんですけど、プロ野球選手は(トークも)大事だと思う」と話した。【久永壮真】