ヤクルトは2日、田川賢吾投手(26)と来季の契約を結ばないことを発表した。都内の球団事務所で通告した。

今後については「どんな話をいただけるか分からないですけど、とりあえずトライアウトは受けます」と現役続行を希望した。

12年ドラフト3位で高知中央から入団。17年には育成選手も経験したが、18年シーズン開幕前に支配下登録に復帰した。今季の1軍登録はなかったが、イースタン・リーグでは20試合に登板。防御率1・95の好成績を残していた。

昨年9月に広島戦でプロ初白星を挙げるなど、通算5試合で1勝2敗。防御率7・16だった。

ヤクルトで過ごした時間を「ケガで始まって、育成になって、また支配下に戻ってといろんなことがあった8年間だった。自分の中では、人として成長できたので、すごいよかった8年でした」と振り返った。