広島は16日、新外国人のドビーダス・ネヴァラウスカス投手(27=パイレーツ)とケビン・クロン内野手(27=ダイヤモンドバックス)の2選手と契約が締結したことを発表した。

ネヴァラウスカスはリトアニア出身で、09年にリトアニア出身初のMLB選手としてピッツバーグ・パイレーツに入団。17年にリトアニア史上初のメジャーリーガーとなった。身長190センチ、体重102キロ。右投げ右打ち。契約金2750万円、年俸6875万円。

クロンは昨季3A82試合でリーグ最多の38本塁打を記録。14年ドラフトでダイヤモンドバックスに入団。195センチ、115キロ、右投げ右打ちの大砲。契約金3300万円、年俸8800万円。2選手は球団を通じて、入団の喜びを語った。

◆ネヴァラウスカス

「この球団の一員になれること、そしてこの新しい経験や機会にとても興奮しています。目標は常に全てに勝ち、チームを勝利に導けると願っています。2020年シーズンはファンの目の前でプレーすることが出来なかったので、広島ファンのみなさまの応援が待ち遠しいです」

◆クロン

「2021年シーズンに向けてカープ球団の一員になれること、光栄に感じています。過去にNPBの試合や日本の野球を見たことがあり、広島でプレーする機会を与えられたことに、とてもエキサイティングな気持ちです。私の妻であるデラニーと私も、日本の文化を体験することや、広島の街を探検することを楽しみにしています。広島についてはいい話を多く聞いていますし、広島の人々のカープへの情熱やエナジーが素晴らしいとも聞いています。マツダスタジアムで赤と白のユニホームを着て、カープの歴史に貢献できることを待ちきれません。広島という素晴らしい街のためにプレーをすることをどれだけ楽しみにしているかということと、持ち合わせた力を各試合で出し切り広島に優勝を届けたいと願っていることをカープファンに知ってほしいです。カープファンの皆様、近いうちにお会いしましょう」