ソフトバンク先発の和田毅投手(39)が2回、1失点で降板した。初回、先頭若林、2番坂本と連続二塁打を浴び、巨人に1点先制を許した。6番中島には14球粘られる(結果は空振り三振)など、初回だけで35球を費やした。

2回は1死二塁のピンチも無失点に切り抜けたが2イニングで48球を投げ降板となった。「大事な試合を任せてもらったのに、2イニングしか投げる事ができずに申し訳ない。その気持ちしかありません」とコメントに悔しさをにじませた。

味方が2回までに4点を援護したが、短期決戦の鬼・工藤公康監督(57)は早めの継投策を決断。昨年、和田は第4戦で5回0封で4連勝に貢献したが、今年は短いイニングでの交代となった。