ソフトバンク海野隆司捕手(23)が2年目の飛躍へ「英才教育」を受ける。
7日、ペイペイドームで初の契約交渉に臨み、現状維持の年俸1200万円でサイン。交渉後は「球団からは来年、期待されていると言ってもらった。甲斐さんと(ヤクルトの)嶋さんと一緒に自主トレをする予定で、プロ野球界のトップ捕手から吸収したい」と誓った。
ルーキーイヤーは春季キャンプ2日目から右肘痛で別メニュー調整と苦難のスタートだった。ウエスタン・リーグは43試合に出場して打率2割4分。それでもシーズン終盤には高谷の離脱にともない1軍に昇格し、「甲斐の2番手」として初スタメンも経験した。「甲斐さんは視野も広いし、野球以外でも勉強になった」。昨年まで甲斐がつけた背番号「62」を背負い、二塁送球は1秒75。1秒71の“甲斐キャノン”ばりの強肩を誇る。甲斐は憧れの存在だったが「今はスタートから競っていけるようになりたい」と合同自主トレで脅かす存在に成長するつもりだ。捕手らしくデータ収集も怠らない。「今季の試合の映像を見直すのはもちろんのこと、ノートに書いて来年に生かしたい」と12月は頭脳磨きに充てる。
新人ということもあって、試合前の声出しやグラシアルのパンチパフォーマンスで「殴られ役」に回るなど「いじられキャラ」としてムードメーカー役も務めた。「いい勉強になった」。年男となる来年は、甲斐と嶋から捕手のノウハウを盗み取ることからスタートする。(金額は推定)【浦田由紀夫】



