ロッテ柿沼友哉捕手(27)が11日、来季の契約交渉を行い、700万円増の年俸1680万円でサインした。

プロ5年目の今季はキャリアハイの56試合に出場。1軍で完走したが、シーズン終盤は出場機会も少なかった。「CS争いや優勝争いをしていると時になかなかチームの力になれなかったのは、まだまだ力不足。そういう時こそ試合を任せてもらえるように頑張っていきたい」と話した。

ソフトバンク周東の盗塁を防ぐなど、スローイングには定評があり、今季打率1割6分の打撃が最大の課題になる。「今年100打席以上立たせてもらってこの結果だったので、大きく変えないといけない部分もあるのかなと」。秋季練習での特訓を経て、正捕手奪取への意気を新たにした。(金額は推定)