広島堂林翔太内野手(29)が22日、広島市内の球団事務所で契約交渉に臨み、2000万円増の3600万円で更改した。来季12年目にして自己最高額の年俸を手にした堂林は「(球団から)今年1年間しっかり働いてくれたと言われました。カープに入って11年、一番良い言葉をいただきました」と喜んだ。

今季は14年以来6年ぶりの開幕スタメンを勝ち取り、シーズン序盤は首位打者を独走していた。111試合に出場し、8年ぶりに規定打席に到達するなど、打率2割7分9厘、14本塁打、58打点と大きな存在感を示した。「結果を残す。その気持ちだけで入って、気持ちを切らさずにやった結果が、開幕スタメンから徐々に結果を残して乗っていけたと思います」と振り返った。

来季については「今年以上の成績を残せるように。キャリアハイを目指して1年間頑張ります」とさらなる飛躍を誓った。(金額は推定)