オリックスは28日、2月1日から始まる春季キャンプのメンバーを発表した。育成選手では田城飛翔外野手(21)が唯一のA組スタート。「このキャンプ中にでも支配下になるという、強い意志はあります」と強く意気込んだ。

田城は八戸学院光星高から16年育成ドラフト3位でソフトバンクに入団。19年のウエスタン・リーグで最多の108安打、リーグ2位の打率3割7厘を記録した。昨オフに自由契約となり、オリックスが育成契約で獲得。田城は「通算だと、育成で5年目。球団も変わって新しいスタートを切っている。今年、支配下がなかったら多分ないと思っている。すべてにおいて、アピールは心がけています」と“ラストチャンス”に野球人生をかける。