4年ぶりに日本球界復帰したオリックス平野佳寿投手(36)が24日、フリー打撃に登板し、打者4人を安打性ゼロに封じた。

「今日は球種も伝えないで投げたので、反応を見て、ですね。あとは自分の真っすぐの軌道を。カーブも投げたんですけど、スプリットの反応も見てました。どんな反応なのかを見てました」

直球を主体にジョーンズ、伏見、後藤、大城を相手に20球を投じ「(カーブは)まだまだ自分のモノにはできていない。ただ、カーブを投げるとは知らないと思う。今日、ストライクゾーンに投げられていたので。まだまだですけど」と話した。対戦した後藤からは「スプリット良かったですと言ってもらった。そりゃ、後輩だからね(笑い)」とジョークもさく裂させた。

首脳陣からは「3月26日の開幕に合わせて、上げていってもらえればと言われている」と開幕に照準。27日ソフトバンク戦(宮崎市清武)で今季初実戦を迎える予定。守護神が万全の状態で開幕を迎える。