オリックス能見篤史投手が、西武との練習試合で今季対外試合デビューを果たした。3番手として6回から救援登板。予定の2イニングを1安打無失点に抑えた。

「走者も出たのでクイックもしっかりできた。(併殺も奪い)球の低さも意識できた」

球場表示は最速144キロを計測。それでも「ボールの強さはもう少し上がると思う。(コースに)しっかりと決められることが必要。日々勉強というか、いろんなものを吸収している段階」と、41歳左腕はさらなる成長を口にした。

6回には一塁けん制で走者を誘い出した。味方の挟殺プレーが乱れ、アウトとはならなかったが「経験はしている。単調にならないようにと心掛けている」と熟練の技を語った。中嶋監督も「(投球の)間を変えたり、コースや高さを変えたり、さすがだなと思った」とベテラン左腕に太鼓判を押した。

能見は兼任でコーチも務めるが「競争というところで、いろんな選手と成長したい。切磋琢磨(せっさたくま)しながら頑張っていきたい」と力強い。まだまだ負けられない。【真柴健】

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